このコードを作ったの誰だ!?
と海原先生風に思った昨日今日。
ひょんなことから人の卒論を手伝いに。いや、実質なにもしてなかったので様子を見に行ったというのが正しい。俺がしたのは「grepっていう便利なツールがあるよー」ていうレベルのアドバイスくらいだ。
しかし、なかなか他分野の研究を見ることが出来て自分としてはためになりました。
わかったこと。
- 情報科学からちょっと離れると現役でFORTRANが使われてたりする。そんで定義してない変数を参照して、エラーなんて当然でなくて悩む。
- 情報科学からちょっと離れると一台のパソコンを平気で同じアカウントで使いまわしてたりする。みんな一台でシミュレーションをまわすから、消してはいけないウィンドウとかがごろごろしてたり。
- 世の中のすべての人が美しいコードを書くわけではない。
この省略された変数名はなんのことじゃーとか、マジックナンバーは定数にしようぜとか、コメントはこまめに入れようとか、全角スペースが混ざってて動かないとか、なかなかに似非プログラマーとしての視点からみると刺激的な世界が広がっていました。
こうやって考えるとプログラミング作法は偉大だなぁ。引っ越しのとき捨てなきゃよかったorz
今期わかったこと:世の中には汚いコードを書く人もいる。それでも地球は回っている。
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