あーはいはいおめおめ

晦日です。ちなみに昨日は晦日だったらしい。ということは一昨日は小晦日だったりするのだろうか。そんでその前が小^2晦日で明日は小~354晦日か。そう考えると何もめでたくないな。

そもそも昔っから「桁が繰り上がるののどこがめでてーんだよ、誕生日も然り」と思ってた俺ですが、この考えは半分正しくて半分間違っていたんだということがわかりました。

むかしむかし日本では年がかわると年齢が一歳あがると数えてたわけです。大晦日うまれは次の日に二歳になるという不平等システムなのは置いといて、元旦には神様から「お歳」を授かるんだからそりゃめでたいです。もっとも日本人全員がもらうんだからさぞかし神様も大忙しでしょう。お歳玉というくらいだから、めんどくさくなって神様もブン投げて遣したんだと思います。

しかし、ということは、元旦を祝って誕生日も祝うというのは矛盾していないだろうか。というか、神様に二回贈り物をせびっていることにならないだろうか。いや、祝うくらいだから二回もらっているに違いない。神様けなげ。しかし年齢が年に一歳しかあがらない。そこから考えるに、もしや神様は元旦と誕生日に分けて半分のエネルギーでお歳球を打っているのではないだろうか。ふむ、最近の若者は敬うことを知らないとか言いますが、人間の心理として、一括でもらうのと分割でもらうのでは、一括の方が嬉しいものです。経済学でそんな理論があった気がします。そりゃ嬉しさも下がるので感謝の気持ちも小さくなるのでしょう。以上をまとめると、目先のお歳球にだまされずに、誕生日か元旦か祝うのはどっちかにしろ、そのほうが嬉しさ倍増、神様も楽できる、俺もめんどくさくないといいこと尽くし。

さて、そんなこんなで年を越しそうです。僕の来年の抱負は「じゃあ外国人はNew yearとbirthdayの何がそんなに嬉しいのかという議題について考える」ということにしたいと思います。みなさん良いお歳を!